先端技術挑戦課 先端技術挑戦班 副主幹
宮崎県宮崎市出身 41才2013年に中途採用で大分県庁へ。 趣味は鉄道撮影で一番好きな電車は昔の「にちりん」。座右の銘は『そなえよつねに』※インタビュー 2021年9月
先端技術挑戦課はアバターや次世代モビリティに取り組む『先端技術挑戦班』と、宇宙港や衛星データの活用、そして今年2月末から開催されるISTSの準備を担当する『宇宙開発振興班』の2班16名体制です。先端技術を活用した地域の課題解決と、新たな産業創出に取り組んでいます。
私は主にアバター活用に取り組んでいます。アバターとは遠隔操作ロボットのことで、遠隔地にあるロボットに入り込み、意識、技能、存在感を瞬間移動させ、リアルタイムでのコミュニケーションや作業が可能になります。距離という壁を取り払うアバター技術が、大分県の地域課題の解決や新たな産業振興にも活用できるのではないかと考え、いろいろな分野での実証実験を行っています。
2018 年から現在までの3 年間、様々な実証実験を行ってきました。例えば、うみたまごさんでのアバター観光、大分市府内五番街さんでのアバターショッピング、奈良国立博物館さんでのアバター社会見学、アバター葬式参列など実験用途は様々です。昨年秋から、道の駅のつはるさん、かまえインターパークさん、そして三和酒類日田蒸留所さんの県内3か所でアバターが導入されましたので、皆さんにもお試しいただければと思います。そして、このアバターロボットは県内企業が製造している“Made in Oita”、大分生まれのロボットがこれから日本中に広がっていきます!
アバターはこれからビジネスフェーズに入ります。これから先、大分県内の様々な場所でアバターを見かける機会が出てくると思います。ぜひ触ったり試したりしてみてください!