先端技術挑戦課 先端技術挑戦班 主任
大分県大分市出身 34才 高知県の大学を卒業後、大分県庁へ。 趣味は釣り、好物は焼肉。座右の銘は『腹が減ったら何を食ってもうまい!』
大分県内の企業が課題を解決するために、先端技術導入の挑戦に対する支援を担当しています。支援内容は大きく2つあり、先端技術導入に関する『経費』の支援と技術を使いこなす『人材育成』の支援を行っています。
ひとくちに『先端技術』と言っても様々な技術があるため、企業課題の解決に役立つか否か分からない方が多いと思います。そこで、関係団体と共に県内企業課題の掘り起こしを行ったり、解決に役立つ先端技術を提案したりしています。また、実際に導入に必要な費用面の負担を軽減するための補助金も準備しています。
具体的な事例として『AI検品』の導入を支援しました。商品に不具合がないか検品を人が行っていた企業が、人手不足で困っていたため、AI に画像をたくさん学習をさせてAI による検品を実現させました。また、森林伐採作業の際に、切った木や重機が作業員と衝突する事故を回避するための『GPS 技術』の導入を支援。GPS 機能を使って作業員同士や作業員と重機が近づくとアラームで知らせる技術を支援。こうして支援した技術は、同じ課題を抱える事業者にも活用してもらえるように展開していくこととしています。
人材育成の一環として子ども達にプログラミング教室やプログラミングコンテストを実施しています。ひょっとしたら未来のスティーブ・ジョブズが大分県から誕生するかもしれないので将来が楽しみです。これからもお困りごとを解決する一助となれるように頑張っていきたいと思います。